脱サラ学生日記

脱サラして大学進学したアラサーの日常をお届けします

惰性で生きるか、人生を創造するか

学生の頃よく居酒屋で会社や上司の悪口や愚痴を言っている社会人を目にしていた。それを見みるたび自分はあんな大人にはなりたく無いなと強く思った事を今でも鮮明に覚えている。因みに就職活動で地方から東京に行った際に見た朝の満員電車に乗っているサラリーマンの死んだ目も衝撃的だった。

あれから10年….職場では中堅ポジションにもなり仕事もそれなりにやりがいはあった。職場の人間関係も悪くはなかった。ある日後輩達の相談に乗るために飲みに行った時の話である。そこで見た光景はまさにあの学生の頃に見たそのものであった。同時にあるドラマの台詞が頭をよぎった。

「お前いくつだよ。どこの世界に『これが俺の仕事でーす!』って100%胸張って言える奴がいるんだ。どんな業種でも、大なり小なりやましいことや、自己嫌悪で胸の奥がひりひりすることはある。その胸のうずきを場末の居酒屋の生ビールで流し込んで忘れたフリするのが、働くってことなんじゃないのか」

 

アラサーになった今では居酒屋で愚痴をこぼす大人の気持ちも分からないでもない。一方何歳になっても生き生きと働いている大人もいる。その違いは何だろうか?

子供が働いている親や大人の背中を見てどう思うのだろうか?

本当にワクワクしながら毎日を過ごせているだろうか?

10年後、20年後またその先はどうなっているかはまったく読めない。
惰性で生きるのもそれはそれで一つの選択肢だ。むしろ短期的に見ればその方が楽だろう。だが自分は人生を創造する生き方を選びたいと思う。もちろんそれに伴うリスクは承知の上である。